| マザーオブパール・ダイヤモンド&エナメル ブローチ |
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非常に印象的な作品です。こういった少し変わった作品がひょっこり現れるのも、アンティークジュエリーの楽しい所です。
この作品を印象的に感じさせる一つの要素は、シャトヤンシーと呼ばれる猫の目のような直線的な光を発するキャッツアイ効果が見える三つの丸い石ですね。一見クリソベリルキャッツアイに見える丸い石、実はこれは、マザーオブパールをカボーションカットしたものなのです。大変珍しいく、そしてとても神秘的で美しい輝きを放っています。詳しくは分かりませんが、普通、真珠の母貝をカボーションにカットしても、キャッツアイが綺麗に出てくるものではではないと思います。やはり内包物にある条件を満たしていないと、シャトヤンシーは生まれないでしょう。
そして、もう一つの印象的な部分は、ジュリアーノを髣髴とさせるエナメルワークですね。白地に黒のドットが付けられたエナメルは、ジュリアーノの得意なデザイン。カーボーションカットした宝石と組み合わせて使うところなどは、やはりかなりジュリアーノを意識して作られた作品とわかります。
とは言っても、この作品には、ミルグレービングしたプラチナにセッティングされたローズカットダイヤモンドが飾られています。ジュリアーノの作品は、中世のジュエリーを意識していますので、プラチナを使った軽やかな感じの仕上げはあまりジュリアーノの作品には見られません。ですから、その辺りにちょっとした違いを感じる事が出来ますね。
斬新なデザインと、珍しい素材を使った楽しい部分。そしてシンプルで透明感がある所がこの作品の素晴らしさで、この時代ならではの、凛とした魅力に溢れた作品です。
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■Location/国 イギリス
■Period/年代 circa 1910
■Material/素材 シルバー&ゴールド
■Size/サイズ 18Kゴールド
■Estimate/価格帯 SOLD |
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