| 《ALLEGORIE DE L'AMOUR》愛の寓話 |
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最高峰のエナメル技術で18世紀絵画を再現した紛れも無い傑作です。煌めくパールに縁取られたこの美しいエナメル画は、ジュエリーの枠を超え、一つの絵画としても十分価値のある作品といえます。
17世紀のバロック様式、18世紀のロココ様式、新古典主義(フランスのルイ16世様式)を経て、19世紀前半は他の色々な様式が復活し、ゴシックリバイバル、ロココリバイバルそしてルネッサンスリバイバルと様々なスタイルが流行しています。
ではこの絵はというと、フランス絵画に詳しい方なら直ぐお分かりになると思いますが、この作品はロココ様式のスタイルで画かれています。
18世紀、ルイ15世統治下のフランスを席巻したロココ美術。絵画の世界では明瞭で軽快な色彩、優雅で甘美な装飾的表現が特徴です。代表的な画家ではフランソワ・ブーシェ(1703-1770) アントワーヌ・ヴァトー(1684-1721) ジャン・オノレ・フラゴナール(1732-1806)などが有名です。ポンパドール婦人を思い浮かべて頂くと分かりやすいですね。
この作品では、鮮やかな赤と青の対比、木々の緑などがそれぞれ鮮烈な印象を与え、コルセットを締めて胸を強調した当時の流行スタイルや、天使が花輪の冠を掲げるといった愛を象徴する甘美な表現がロココスタイルです。
しかしエナメルの表現方法を見ると、実際に18世紀のロココ様式の時代に作られたものでなく、1820年代になってパリで起こったロココ・リバイバルの時代の作品だと考えた方がいいと思います。
このフレームの装飾がロココ様式でないのは、おそらく、元々このエナメルはスナッフボックスの上を飾っていた物で(装飾されたゴールドフレームも部分も)、19世紀中期になってパールのフレームを付けブローチに仕立てたからでしょう。ですからブローチになった事によって、身に着ける絵画になったというわけですね。
外周を取り巻くパールは驚くほど美しい輝きを放ち、明るく軽快なエナメル画を華麗に彩っています。
200年余り前のフランスで作られた芸術品が、この様な素晴らしい状態で手に入ったことに大きな喜びを感じています。
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■Location/国 スイス or フランス small>*フランスインポートマークあり
■Period/年代 エネメル画:19世紀初期、フレーム:19世紀中期
■Material/素材 18Kゴールド **オリジナルケース付き
■Size/サイズ 5.0cm×4.5cm
■Estimate/価格帯 SOLD |
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