| サファイヤ、ダイヤモンド&パール ブローチ/ペンダント |
|
立体的な流れるラインが革新的でありながら、 どこか伝統的な趣きを感じさせるデザインです。間違いなくアール・ヌーボーの影響を受けていますが、フランスやイギリスとは違った東欧、ロシアの雰囲気が漂います。
ゴールドのベースにシルバーを張り合わせ、ローズカットダイヤモンドとサファイヤをデリケートにセッティングしてありますが、見た感じよりもかなりしっかりとした作りです。
驚いたことに、一番下の色の濃いペアーシェープのサファイヤの裏側がヘアーコンパートメントになっています。こんな仕掛けは始めて見ました! そのサファイヤのフレームの側面に付けられた縦の溝は珍しい作りですね。こういった所はイギリス、フランス辺りでは見ないデザインなんです。
ブローチピンのほかに、裏側のトップの両脇にチェーンを引っ掛けるフックが付いていてペンダントとして使える様になっていますので、お洋服によって使い回しができるのもいいですね 。
ゴージャスであるとか、見た目の単純な美しさだけでなく、そのジュエリーがかもしだす雰囲気に魅力がある、というのがアンティークジュエリーに惹かれる大きな要因です。この作品は華やかで美しいと言ったものとは違う、何処かとても不思議なムードが漂う魅力的な作品なのです。
|
 |
 |
 |
 |
 |
 |
■Location/国 ロシア(推定)
■Period/年代 1900年前後
■Period/年代 直径6.5cm、幅3.7cm
■Estimate/価格帯 ¥890,000− |
|
| 【 チェックポイント 】 |
- デリケートな流れる細い美しいライン。アール・ヌーボーの影響を受けなが ら貴族的な品格を失わないデザイン。
- 微妙に大きさを変えてある6個のパール。トップの一番大きいパールは 底が平で、 尖がった面白い形をしています。
- サファイヤの裏側のヘアーコンパートメント。
|
| 【 参考写真 】 |
 |
ロシアン アール・ヌーボーの作品
ロシア連邦国庫所蔵
クレムリン・ダイヤモンド大秘宝展 図録
発行(株)新潟ロシア村
Dragonfly Brooch モスクワ
1908−1916年 |
|