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 CatalogRing No38 << 363738|39|40 >>
Art・Deco Diamond Ring アール・デコ ダイヤモンドリング
スタイリッシュな直線デザインが印象的なダイヤモンドリングです。
このリングをはめると、綺麗なダイヤモンドが目に飛び込んできます。中々大きなダイヤモンドが使われているな…と感じるのですが、良く観察すると不思議な事に、このリングのダイヤモンドは実際よりも大きく見えることに気付きます。
それは何故なのか、このリングの作りを探ってみます。

リングのショルダーに続いて八角形の土台が作られ、その上に載るようにダイヤモンドを留める四角い枠が作られています。そして四隅の各コーナーから爪を立ててダイヤモンドをセッティングしているのが分かります。
そのダイヤモンドを置いたプラチナの土台部分( □ 四角形の部分)の光の反射がとても鋭利なんです。
ですから、肉眼ではそのプラチナの輝きと、ダイヤモンドの光とが一体になって見え、言わばスクエアーカット(現代ジュエリーの高価な作品で見かけることがあります)のダイヤモンドに見えるのです。印象としては1割程度大きく感じさせる効果があります。製作者もそれを意図して作ったはずで、中々優れたアイデアですね。

さて全体のデザインですが、横からの画像をご覧下さい。ショルダー部分からダイヤモンドの下部の土台部分の装飾は、鉄筋で作られた陸橋の骨組みのようなデザインで、リングに立体感(高さ)を付けているのが良く分かります。
この辺りが、フラットな作りが多かったエドワーディアンの作品との違いです。

フープに犬の横顔の刻印が打たれていますが、この刻印は1912年以降のフランスのプラチナ製品につけられたものです。
オールドヨーロピアンカットのダイヤモンドの直径は0.45mm程。

アール・デコのデザインは、現代のファッションや時代の装いに共鳴しながらも、私たちに強い刺激を与えるものです。このリングも一見、現代のジュエリーと余り変わりないように見えるのですが、指にはめた時に感じる刺激的なカッコ良さと煌きは、80年余り前の本物のモダンと呼べる時代のものだからでしょう。
アール・デコは、現代のファッションの原点と言える時代ではないでしょうか。
  • ■Location/国 フランス
  • ■Period/年代 1925年頃
  • ■Size/リングサイズ #15(変更可
  • ■Estimate/価格帯 ¥560,000ー
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