K-20 怪人二十面相・伝

1949年 ― 架空都市《帝都》
帝国陸海軍と、アメリカ、イギリス軍との平和条約の締結が合意に達し、
第二次世界大戦が回避された世界。
19世紀から続く家族制度により、極端な格差社会が生まれ、
帝都の富の9割は、ごく一部の特権階級に集中していた。
そんな中、裕福層のみをターゲットとし、
次々と美術品や骨董品を、魔法のような手口で盗んでしまう
《怪人二十面相》の出現が世界を騒がせていた。

人は彼を“K−20”と呼ぶ−。

K-20 怪人二十面相・伝 は、あの大ヒット映画、『ALWAYS 三丁目の夕日』のスタッフが再結集して作り上げた映画です。
三丁目の夕日の画面から放たれたレトロで懐かしい匂いは、この作品でも1940年代の架空都市を表現した、独特なレトロ・フューチャー的世界として継承されています。
その巧みな表現を支えているのは、最新のVFXの技術。そして、よりリアリティーを増す為に、細部にまでこだわったセットや衣装、それと、ふんだんに使われた小物類などが重要な役割を果たしているのです。
今回、リガードが提供したのは、明智小五郎(仲村トオル)の婚約者、羽柴葉子(松たか子)が身に着けるジュエリーです。
華族のお嬢様の葉子が日常に着ているジュエリーなどや、明智小五郎との婚約の義の場面では、ベールの下に印象的なドロップ型のパールとダイヤモンドのイヤリングが光ります。 罠にはめられた主人公、遠藤平吉(金城武)と明智小五郎と共に、怪人二十面相と戦いながら成長していく葉子の姿と共に、場面場面で身に付けられるジュエリーに注目してください。
是非、映画館の大きな場面でご覧頂きたいのですが、補足として、今回は使われたジュエリーをメルマガ会員の方にご覧頂きます。

■結納の儀の場面
…前半のクライマックスシーン

イヤリングを着けた、ハッとするほど美しい松さんに注目!
ちなみに、松さんはピアスを開けていないので、イヤリングクリップを特注しました。

パール&ダイヤモンド イヤリング
1870年頃 フランスorイギリス



■葉子が祖父の想い出を振り返る場面
…なぞを解く重要な回想シーンの一場面。


メレリオ
1950-60年頃 フランス

エナメル&ダイヤモンド ブローチ
20世紀初期 アメリカ
劇中では殆ど映らないのが残念!

■葉子の寝室の鏡台の前
■羽柴ビルディングホール
…明智小五郎と二人で話すシーン。

ワインレッドの洋服とのコンビネーションに注目。
羽柴邸で葉子が明智小五郎の帰りを引き止める場面。松さんのコミカルな演技が見所。

アーツ・アンド・クラフツ ムーンストーン&ゴールドネックレス

ダイヤモンドリング
エドワーディアン ダイヤモンドリング
1910年頃 プラチナ、ゴールド イギリスorフランス

ナチュラルパール グラデーションネックレス
1920年頃 イギリス


このパールのネックレスは、現在松さんの私物になってます!!

■ラストシーン

真っ白なスーツのV字の胸元に、凛として輝くバロックパールとダイヤモンドのペンダント。
いくつものフラッシュを浴びて夜空を見上げる、印象的なラストーシーンに相応しい作品です。
佐藤監督の要望に応えて、バロックパールが使われました。

1910年頃 イギリス


残念ですが著作権の関係上、このサイトでは「K-20 怪人二十面相・伝」の画像を掲載できません。
結納の儀の場面などの画像は、eiga.com内「K-20/怪人二十面相・伝」フォトギャラリーにてご覧いただけます。
また、松たか子さんのオフィシャルホームページにても、メレリオのブローチをつけた松さんの画像がご覧いただけます。